大分県の日田盆地にて竹箸を製作している大内工芸さんへ行ってきました。

暖かい気候の九州地方では沢山の竹が採れることから、各地で竹工芸が行われています。中でも大分県はマダケの生産量が日本一、その豊富な素材を生かして、竹かごや竹ざる、お箸やカトラリーなどの多くの竹工芸が発展しました。

今回お伺いした大内工芸では竹箸を中心に、スプーンやフォーク、バターナイフなどのカトラリーを製作していますが、その全ては職人が一つ一つ手作業によって削り出したもの。

もちろん、カラーリングや仕上げも一つ一つ手作業によるもので、一貫した手づくりでの生産を行っています。

 ouchikogei3.jpg ▲一本一本職人の手によって削りだしています。

 

大内工芸の商品は、雑誌やテレビでも取り上げられることが多く、何十年と使い続けているファンも少なくありません。

一度使えばほとんどの方がリピーターになるほどで、使いやすさを追求した細い箸先は、女性の方にもオススメです。

 

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▲竹箸だからこそ表現出来る細い箸先は、細かい食べ物も掴みやすく、リピーターが多い

 

手づくりの箸を作り続けて40年。

手づくりにこだわる理由を訪ねると「手づくりじゃないと、できないんです」と、大内さんはそう答えてくれました。

食べやすい、細い箸先を作るには、竹の繊維に合わせて0.2mmより小さい調整を行うため、機械ではできないそう。

takezaiku_oouchikougei2.jpg製品に合わせて、太細様々な竹を使い分けています。

 

この日田地方でも、数年前までは機械で箸をつくる工房も数件あったそうですが、機械で作られた安い商品は中国製品に勝てず、今ではなくなってしまったそうです。

「手づくりを続けていてよかった」という大内さんの竹箸は、一時は機械製品や中国製品に押されたものの、現代ではまた日本製品や手づくり品が見直され、再び人気商品へとなりました。

 

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大内工芸
〒877-0088
大分県日田市大字小迫1116-2