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素材の特性と技術を、最大限に生かした製品づくりー

秋田県の角館にある、藤木伝四郎商店さんへお伺いしてきました。

角館では、200年以上前より武士の副業として樺細工が発展し、現代に伝えられています。

使用しているのは、東北に育つ山桜の樹皮。山桜は東北以外でも育ちますが、樺細工には強度も美しさも、東北の山桜が一番適しているそうです。

山ある樺細工の品の中でも、「茶筒」は皮の良さが最大限に生かされてるものの一つ。
には果があり、樹皮の特性により茶葉を湿から守るのに最です。

また、「型もの」と呼ばれる樺細工特有の技法により、内芯、外芯、内蓋、外蓋がピタリと合うよう、一点ずつ金ゴテで貼り合わせていくので、優れた密閉性を保持しています。

そのため、樺細工は昔から茶筒や入れとして使用されてきました。

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現在の生活に溶け込む樺細工「角館 伝四郎」ー


代の生活にはちょっぴり性が樺細工。
四郎さんでは、その性を抑え、引き立てるために、他の素材とみ合わせたデザインを取り入れ、現在の生活に溶け込めるよう、樺細工ブランド「角館 伝四郎」を立ち上げました。

こちらの製品は他の素材と組み合わせて樺の面積を減らすことで、より樺のよさが引き立つようにデザインされています。

これまでの商品のように個性が強すぎず、それでいて樺がアクセントになるデザイン。

もちろん、中心部分は皮で作られているので、果や密性は群。
200
年前の知と技はそのままに、代の生活になじむ品を作されています

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角館は武家屋敷と桜並木が美しい城下町。

武家屋敷の並びにある角館樺細工伝承館では、伝統工芸士さんが毎日実演を行っているので、樺細工の歴史だけでなく、受け継がれてきた技も間近で見ることが出来ます。

 産地に足を運ぶと、その土地と人とモノが重なり合うことで、製品が生み出されていることがよくわかります。

そのものの「背景」を知ることでより愛着がわき、ものの見方も変わってきます。是非、角館にも足を運んでみてください。


藤木伝四郎商店(ショールーム)

014-0315
秋田県仙北市角館町下新町45番地
営業時間 9:0017:30

http://www.fujikidenshiro.co.jp/