創業1830年、新潟県の老舗曲げ物工房「足立茂久商店」

「ふるい うらごし わっぱ」と掲げられた看板の文字通り、曲げ物を作り続けている工房です。

日本海にほど近い新潟県寺泊山田地区は、かつて曲げ物の生産地として栄え、
江戸の末期にはふるい業組合も存在したほど。

ですが、時代の変化とともに需要はだんだんと減っていき、今では新潟県で唯一の曲げ物工房として残っているのは、足立茂久商店のみとなりました。

現在は11代目の足立照久氏が、代々から受け継がれる伝統技術を受け継ぎ、
今もなお、昔ながらの作り方・素材を守りつづけています。

見た目も美しい桜の皮で一つ一つとじ合わせて作られる製品は、美しいの一言。

“冷ご飯や冷凍ご飯を入れて電子レンジでチンするだけ、調湿効果で美味しく出来上がる”という
なんとも画期的な機能を持った曲げわっぱをつくる工房として名高い足立茂久商店ですが、
もともとは、ふるいの制作が発祥でした。

プロの料理人・菓子職人、そして土壌の研究者までその道のプロが愛用する足立茂久商店のつくる“ふるい。

使い込むほどに手に馴染む、昔ながらの木製の道具は、金属では表現できない微妙なさじ加減や使いやすさが生み出され、
修理を繰り返して半永久的に使っている方がほとんどだそうです。

職人が使う道具を作れていることに誇りも感じており、お客様からの頻繁な修理ひとつを取っても、
目皿部分を絹にしたり竹にしたり…と一つ一つ工夫し、オーダーメイドで対応されています。

飾り物ではなく「道具」を作る。

昔ながらの道具だけでなく、「用と美」を兼ね備えた生活用具づくりにこだわる足立茂久商店。

道具は使われてこそ活きるもの。

作り手側からの目線では無く、常に使う方の目線でものづくりを続けられています。
85年も続く老舗は、昔からの技術を大切に守りつつも新しい発想に挑み続けていました。

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新潟県/足立茂久商店