福岡県 博多の伝統工である「博多曲物(まげもの)」。

曲物とは杉やヒノキの板を削り、熱を加えて曲げて、
それを桜の皮で綴じて作られる木の工芸品のことです。
その呼び名は地域によってそれぞれ
「まげわっぱ」「めんぱ」「めんつ」「ひつこ」「もっそ」などと呼ばれています。

素材の木が、水分や温度を適度に保ってくれるうえ、
木の肌で、料理を美味しく見せてくれる優れものです。
一時はプラスチックの普及により衰退しましたが、
その良さが多くの日本人に見直され、年々愛用する方が増えてきています。

そんな中、博多”のまちで400年以上続く伝統を守り継ぐ、十八代目、柴田 玉樹氏。
工房にお邪魔させていただくと、そこには壁一面の曲物が出迎えてくれました。

柴田家は、初代吉衛門以来、代々長男が後を継いできました。
十七代目である父が亡くなった後も、代々続く家業を守り継ぐことを決意し、女性の職人となったのが、現在の十八代目 柴田玉樹氏です。

曲物が出来上がるまでの工程は、シンプルながら綿密さが必要。
常に神経を研ぎ澄ませながら、すべての工程を進めなければなりません。
力仕事も多い中、現在は柴田氏を中心にすべて女性で作られています。

これらの技術に加え、玉樹氏ならではの絵付けが一つ一つ施されている商品も。
木の温かみのなかに、凛とした佇まいが残ります。

金属類が一切使われていないため、とても軽く、
お手入れ次第では何十年も使えるほど長持ちするのも魅力のひとつです。

日々の暮らしのなかに、日本の伝統工芸を。

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福岡県/博多曲げ物 柴田