英国の民藝陶芸家、バーナード・リーチが
愛したと言われている小鹿田焼。

電気窯やガス窯が主流の中、昔ながらの登り窯で
年に限られた数しか生産されない小鹿田焼の魅力は、
多彩な技法はもちろん、昔ながらの一貫したものづくりの姿勢にあるといえます。

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開窯以来継承されている陶芸技法
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重要無形文化財にも指定されたその技法は多彩。
代表的な飛び鉋(かんな)の他、刷毛目、打掛、
櫛描きなど、様々な技法を用いて模様が描かれています。

たとえば「飛び鉋」の場合、蹴轆轤を回しながら、
生乾きの化粧土に小さな鉋の先を引っ掛けるようにして削り目をつけていきます。
これらの技法を用いたスタイルは、小石原から技術が伝えられて以来、ほとんど変わっていません。

鉋の入り方は、それぞれの窯元によっても
少しずつ異なるのが、これまた魅力のひとつです。

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弟子をとらない「一子相伝」で
守り継がれる伝承方法
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小鹿田焼は全工程が手作業で行われ、
その技術は一子相伝です。
つまり、親から子へ、その家族の中だけでしか伝承されません。

さらに、作家個人の名前を器に入れない
“無記名作品主義”を貫いており、約10軒ある窯元が
力を合わせて「小鹿田焼」というブランドを守っています。

江戸時代に開窯した窯元が、300年以上たった今も
親から子へと伝承しながら窯を守り続けているのです。

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◆原土の採取から釉薬の原料、
窯焚きに至るまで一貫した手作業
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現代では陶土、釉薬の製造が分業化されているところが
ほとんどの中、小鹿田では今でも集落の周辺の土を採取し、
唐臼を用い陶土をつくりあげ、登り窯の燃料も周辺の山林の杉材を用いています。

地元の自然の恵みを、あますところなく活かしながら、
全工程を手作業で貫いているのです。

こうして出来上がる小鹿田焼の器は、
素朴で温かみがありながらも、力強さを感じます。

また、よく見ると一点一点釉薬のかかり方や
飛び鉋の入り方が異なる小鹿田焼。

これぞ唯一無二の魅力です。

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大分県/小鹿田焼